病院薬剤師が退職するまでの話【引き継ぎ・手続き・上司への伝え方をリアルに語る】

転職

「辞めるって、どう伝えればいいんだろう」
「引き継ぎって、どのくらいかかるの?」
「退職手続き、何か失敗したらどうしよう…」

転職が決まったあとも、不安はゼロにはなりません
むしろ「内定をもらってから辞めるまで」が、
転職活動の中でいちばん神経を使う期間でした。

この記事では、私(ホロウ)が病院薬剤師を辞めるまでに
実際に経験した「辞意の伝え方・引き継ぎ・退職手続き」を
包み隠さず話していきます。

辞意を伝えたとき、上司はどう動いたか

内定が出てから、まず最初の関門が「上司への報告」でした。

どの職場でも同じだと思いますが、
欠員が出ると他のスタッフへの負担が直接かかります。
「引き止められるかも」「感情的になるかも」
…正直、かなり身構えていました。

実際に話してみると、上司は明らかに動揺していました
でも、引き止めはありませんでした。
思っていたよりあっさり受け入れてもらえました。

ただ、伝える前は「録音しておくべきか」とも考えていました。
退職の申し出を「なかったこと」にされたり、
書類を通してもらえなかったりするケースがあるとネットで見ていたからです。

【実体験ポイント】
「上司が退職書類をちゃんと通してくれるか」が、
当時いちばんの懸念でした。
結果的には問題ありませんでしたが、最悪の事態も想定しておいて損はありません

録音については、最終的にはしませんでした。
でも「いざとなればこの手段もある」と知っておくだけで、
精神的にだいぶ楽でした。

RPGで言えば、「ラスボス戦前にセーブポイントで保存しておく」みたいなもの。
実際に使わなくても、保険があるだけで動きやすくなります。

引き継ぎを2週間で終わらせた方法

退職が決まってから、後任への引き継ぎが始まりました。
期間は約2週間
「そんな短期間で終わるの?」と思うかもしれませんが、
結論から言うと、ちゃんと終わりました。

意識したのは、業務が落ち着いている時間帯を見計らって
こまめに専用の引き継ぎ時間を作るようにしたことです。
まとまった時間を一気に確保するのではなく、
空き時間を見つけながら少しずつ進めていきました。

もうひとつ大きかったのが、事前に担当業務を棚卸ししていたことです。
転職が決まる前から「もし辞めるとしたら何を引き継ぐか」を
頭の中で整理していたので、言い忘れなく進められましたし、
実際に動き始めてからも、あわてることはありませんでした。

転職活動と引き継ぎ準備を並行させておくのは、
離職まで時間的な余裕がない方にとって特に有効な手段だと思います。

在職中の転職活動の進め方については、
「在職中に転職活動を進めた方法と、正直しんどかった話」でまとめていますので、よければ参考にしてみてください。

退職書類・手続きで「事前に確認しておけばよかった」こと

退職にあたって、避けて通れないのが書類・手続き関係です。
ここで一つ、正直な反省があります。

それは「退職内規を事前に確認できなかった」こと。

可能な限り円満に退職できるならそれに越したことはないと思います。
ただ、これが自分では探し出せませんでした
結局、内定後に事務の担当者に直接聞くしかありませんでした。

【なぜ事前に聞けなかったか】
転職が決まるまでは、内規を聞くこと自体が「バレるリスク」になります。
「なんで退職内規を聞いてるんだ?」と気づかれたくないため、
転職決定前には動けなかったという現実があります
内定が出てから動くのが、現実的な唯一のタイミングでした。

これは多くの在職中転職者が直面するジレンマだと思います。
事前に調べたくても、バレるリスクがあるから動けません。
自分で探せなかった場合は、内定が出た直後に事務担当へ確認するのが現実的な対策です。

エージェントもある程度のアドバイスはしてくれますが、
職場固有のルールまでは把握していないことが多いです。
最終的には自分で確認するしかない部分だと思っておいてください。

転職エージェントの活用法については、
こちらの記事もあわせて読んでみてください。

入職と退職の手続きが重なったけど、意外とどうにかなりました

転職時期のリアルとして、もう一つ話しておきたいことがあります。

旧職場の「退職手続き」と、新職場の「入職手続き」が
ほぼ同時期に重なりました。

「それって大変じゃないの?」と思うかもしれませんが、
思っていたほど煩雑ではありませんでした

それぞれの手続きがある程度独立して動いており、
ぶつかり合うような場面はほとんどありませんでした。
書類の提出期限を管理しておけば、
同時進行でも意外と回るというのが正直な感想です。

【両方の手続きで意識したこと】
・不明点はその都度、旧職場の事務 or 新職場の人事に直接確認しました
・「何をいつまでに出すか」を一覧にしてまとめておきました

転職先との入社準備と並行して動く必要はありますが、
「同時にこなすのは無理」という状況にはなりませんでした。
「意外とどうにかなる」という感覚は持っておいてください。

転職時期を決めるなら「引き継ぎ期間」を逆算すること

最後に、これがいちばん読者に伝えたいことです。

転職活動において「入社日」を決めるとき、
旧職場での「辞意を伝えるタイミング」と「引き継ぎ期間」を
ちゃんと逆算に組み込んでおく必要があります。

【逆算の考え方】
希望入社日 → 退職日 → 辞意を伝えるタイミング
この順番で、引き継ぎ期間を確保した上でスケジュールを組みます。
「早く入社してほしい」と転職先に言われても、
無理な退職は現職への迷惑と自分のストレスにつながります

私自身は、転職先と約2ヶ月で調整できましたが、
場合によってはもっとかかることもあると思います。

転職エージェントに相談するときも、
「いつまでに辞められるか」だけでなく、
「引き継ぎにどれくらいかかりそうか」まで見越して伝えておくと
入社日の調整がスムーズになります。

転職活動はダンジョン攻略のようなもの。
「辞意を伝えるタイミング」「引き継ぎ期間」「入社日」を
地図(=スケジュール)に書き込んでおかないと、終盤でバタバタしやすいです。
早めに全体像を把握しておくことが、いちばんの対策だと思います。

📝 この記事のまとめ

・上司への辞意は、最悪の事態も想定した上で伝えると精神的に楽です
・引き継ぎは時間帯を見計らってこまめに進め、事前の棚卸しがあれば2週間でも完了できます
・退職内規を転職決定前に調べられなかった場合は内定後すぐ事務へ確認を
・入職・退職手続きの同時進行は、スケジュール管理で意外と乗り越えられます
・転職時期を決めるときは「引き継ぎ期間」を逆算に組み込みましょう

転職後の生活がどう変わったかは、
「転職後どうだったか(病院→調剤薬局のリアル)」でまとめていますので、
あわせて読んでみてください。

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